03 / STORY — 工芸品としての家具
100年先も愛される家具
HIROSHIMA に込めた思想
2008年、マルニ木工は深澤直人デザインによる椅子「HIROSHIMA」を発表しました。普遍的な美しさと、座る人の身体に寄り添う有機的なフォルム。それは、手仕事の温かみと、工業生産の正確さが両立した、新しい時代の椅子の姿でした。
木と向き合う仕事
木は、生きていた素材です。乾燥の度合い、年輪の方向、節の有無。一本一本の木が持つ表情を見極め、最適な部位を選び抜く。その判断は、何十年もの経験を持つ職人にしかできません。
マルニ木工の家具づくりは、木と向き合うことから始まります。目で見て、手で触れて、香りを確かめる。素材本来の力を引き出すこと。それが、100年先も愛される家具の条件です。